マンション購入時に活水器と浄水器が選べる時代です
大手デベロッパーが販売している新築マンションの中で設備が良い物件のほとんどが、購入時に導入を選べています。
そのため問い合わせが多く、皆様のご質問へお答えしたいと思います。
浄水器とは
水道水に含まれる不純物を除去することを目的としています。水道水の残量塩素や濁りを取り除く濾過を行う設備機器です。
活水器とは
水道水を活性化し水質や水の構造に変化をもたらすことを目的としています。水道水に刺激を与え水質変化をもたらす設備機器です。そのため、配管に付着している不純物に刺激を与え取り除くなど配管の延命設備としても効果的です。
どっちを選べばいいのか
浄水器は、活水器の様に水道メーター付近に取りつけて家じゅう浄水化してしまうことは推奨されていません。なぜなら、不純物をとりのぞいてしまうため、給水装置の中に残留塩素のない水が滞留することになり、細菌等が発生するとそのまま繁殖する恐れがあり、衛生上好ましくありません。
活水器は配管の延命も含め、家に入ってくる水道水に対してアプローチが必要な為、水道メーター付近に取りつける必要があります。
おいしくなるのはどっち?
浄水器は、塩素を取り除くことでおいしく感じさせる効果を持ちますが、一般的に活水器の方が口当たりが良くなる製品が多い様です。ミネラルウォーターを見ると分かりますが、不純物があるからこそ美味しく感じる物もあるからです。取り除いてしまうと、美味しい成分までもなくなってしまう事につながります。
元々お水の性質的に不味い地域のお水であっても活水器があれば美味しくすることができます。
どちらも特性が異なるので、活水器を取りつけた上で、キッチンに浄水器をつけるのが最強の選択といえますね。
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